ジーザスディアマンテは関西発のコテコテガーリーファッションですが、上手く着こなせば素晴らしいファッションアイテムになりますよ。
ジーザスディアマンテとは、関西発のお姫様系ブランドでまさしくコテコテです。何がコテコテかというと、宝塚のベルバラを想像すれば、よく理解できます。アニメキャラ風のコスプレファッションのような、常識では考えられない設定のデザインなんですが、インターネットの通販で人気です。そんなデザインのジーザスディアマンテは、完璧に若年層が購買層になります。おそらく関東に人には受け入れられにくいのはでないかと思います。これは関西と関東の文化的な素地の違いでしょう。関西人が東京のうどんをしょっぱいと思うように、関東の人はジーザスディアマンテの服を良いとは思わないでしょうね。
ジーザスディアマンテの製品はどれも、学芸会の衣装か、コスプレにしか見えないものが多く、着ていく場所やシュチュエーションがいまいちつかめません。フリルやギャザーにリボンなどを目一杯つけたワンピースで、胸元にもこってりぼかしの入ったワンピースや豹柄のドールワンピースなど、好き嫌いがはっきり出るでしょうね。コートに至っては、これから舞踏会にくり出すのかといわんばかりのアントワーヌコートのリボンバージョンはまさに圧巻です。ジャケットもオスカルが着ていそうなジャケットです。一般の通販で見るジーザスディアマンテの商品は、それほどでもありません。ジーザスディアマンテの商品は一点ものが多く、値段も高めです。
コスプレの衣装のつもりでジーザスディアマンテを購入するにしても、結構お値段は高いですし、生地や仕立てはそこそこのようですが、着るにはちょっと勇気がいりますね。逆に平気でジーザスディアマンテの服を着ることができる人は、ちょっと怖いでねす。ブログではけっこう多くのジーザスディアマンテについての書き込みがありますが、まったく意味不明なものが多いですね。実際に売れているかどうかよく分かりませんが、姫系のブランドでは老舗のほうで、希少価値はあるようです。ジーザスディアマンテの価値といえばカリスマ店員の「せいら」さんでしょう。ブランドそのものよりも「せいら」さんのほうが有名だったりして。